Joyent Slingshot
- Date
- 2007-03-24 (Sat)
Joyent という一部 Geek には有名だった TextDrive を買った会社が、新しく Joyent Slingshot という Framework を発表しています。screen cast を見ると、だいたい何をやってるかはわかると思いますが、『Ruby on Rails に特化した Multi-platform の Proxy 付き Web Application 実行環境』ですな。この blog エントリを書こうと思ったら Update: technical insight by Jeff Mancuso (magnetk) が出てもう少し詳しく説明されています。
タイミングが悪いのか、マーケットが盛り上がっているのか知りませんが、Adobe Apollo とはガチでぶつかる製品でしょうねぇ。ただコメント欄などにもありますが、Apollo 対 Slingshot を Flash 対 RoR とするのは間違い。どちらも Desktop アプリとして動く Web Application 実行環境、を目指しているのだと思う。やり方が少しだけ違うけれど。わかりにくいので、まとめてみましょう。
| - | Apollo | SlingShot |
|---|---|---|
| デスクトップ側の(HTML) レンダリングエンジン | WebKit(Mac)、あるいはその移植版(IE/Linux) | WebKit(Mac) / IE Component(Win) |
| Web 側の環境 | 特に制限なし | Offline になった時、Ruby on Rails を使っていると非常に有利(ActiveRecord への操作を常にキャッシュしていて、Offline でもデータの読み込み・書き込みができる。Online になった時にすぐに Sync するのかな?)。原理的には Online で居る限りどの環境でも使えそう。 |
| リリース予定 | second half of 2007 | late April, 2007. |
| 料金体系 | 有料の開発環境もあるが、基本的には無料。Apollo を利用したアプリケーションのライセンス費などは今の所決まってないが、LiveCycleの一部に組み込まれて publisher 側へ課金? | 開発環境は無料で提供予定。publisher 側では Joyent Accelerator利用者には無料が確約。その他のホスティング環境ではまだ未定。 |
| 動くコード | 2007-Mar-24 時点である。作れる | 2007-Mar-24 時点であるみたい(Joyent Connector Collaboration Suite は Slingshot を使ってるみたい?)。作れる環境はまだない。 |
コードを見て比べないとアレですが、現状では動くコードをかける以上、Apollo の方がスゴい、かな。それにレンダリングエンジンが統一されている、ということは、開発者からすれば見た目に問題が起こらないという事で、大きな利点(その分、もちろん開発は大変だし、Web からも使う事を視野に入れると IE 対応はしなくては行けないけれど)。現時点で Joyent が猛烈に優れているのは、非同期操作だけれど… Javascript を使った Local Cache サーバーの話は2年くらい前から聞く話だし(IT Conversations の PodCast でも一度聞いた事がある)、もしかしたら時間の問題かもしれない。
あと最近読んだ blog にコピペで動くものの方が流行るって書いてあって(ソース失念)、それはそうかも、と思った。だとすると Apollo かな〜。
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